100年以上の時を超えて、今なお世界中で愛されるウィリアム・モリス。人気の「いちご泥棒」をはじめ、モリスの魅力や人気デザイン、カーテンとして暮らしに取り入れる楽しみ方をご紹介します。
「いちご泥棒」という名前を聞いたことはありますか?草花の中に鳥が描かれた、ひと目見ただけでも印象に残る美しいデザイン。
カーテンや壁紙、クッションなどで見かけて、「この柄、素敵だな」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
この「いちご泥棒」を生み出したのが、19世紀イギリスを代表するデザイナー、
ウィリアム・モリスです。
100年以上前に生まれたデザインでありながら、今の住まいに取り入れても古さを感じさせず、現在も多くの人を魅了し続けています。
今回は、ウィリアム・モリスの魅力や人気のデザイン、そしてカーテンとしてお部屋に取り入れたときの楽しみ方をご紹介します。

100年以上愛される「ウィリアム・モリス」とは?
ウィリアム・モリス(1834~1896)は、19世紀のイギリスで活躍したデザイナーです。
草花や木々、鳥など身近な自然から着想を得て、数多くの美しいデザインを残しました。
モリスのデザインをよく見てみると、葉や茎が流れるようにつながり、その中に花や鳥、果実などが生き生きと描かれています。
華やかでありながら、自然をモチーフとしているからこそ、木の家具やフローリングなどとも合わせやすいのが魅力です。
クラシックなインテリアだけでなく、ナチュラルなお部屋など、現代の住まいにも不思議となじみます。
100年以上前に生まれたデザインが、今の暮らしの中でも美しい。
流行だけに左右されることなく、長く愛され続けていることこそ、ウィリアム・モリスの大きな魅力ではないでしょうか。
ウィリアム・モリスといえば「いちご泥棒」
ウィリアム・モリスをあまり知らない方でも、「いちご泥棒(Strawberry Thief)」の柄なら見たことがあるかもしれません。
いちごの実や草花の中に鳥が描かれた、モリスを代表するデザインのひとつです。
そして「いちご泥棒」という少し変わった名前にも、かわいらしい物語があります。
モリスが暮らしていたケルムスコット・マナーの庭で、育てていたいちごを食べてしまうツグミの姿から着想を得たとされています。
そんな背景を知ってから改めて眺めてみると、鳥やいちご、草花の一つひとつまでじっくり見たくなります。100年以上経った現在でも愛されているのも納得の、物語まで楽しめるデザインです。
そして、ウィリアム・モリスが残したデザインには、「いちご泥棒」のほかにも自然の美しさを感じられる魅力的なものが数多くあります。

暮らしに取り入れたい、ウィリアム・モリスの人気デザイン5選
ウィリアム・モリスのデザインには、草花や果実、柳の葉、鳥など、身近な自然をモチーフにしたものが数多くあります。
華やかで存在感のあるものから、植物の流れを楽しむ落ち着いたものまで、その表情はさまざま。
同じウィリアム・モリスでも、選ぶデザインによってお部屋の雰囲気は大きく変わります。
ここからは、キョーリツで実際にご覧いただけるものの中から、カーテンとしても楽しみたい5つの人気デザインをご紹介します。
1.いちご泥棒(Strawberry Thief)
鳥といちご、草花が美しく組み合わされた「いちご泥棒」。
モリスらしい華やかさと、自然を描いた温かみの両方を楽しめるデザインです。
存在感のある柄ですが、実際にカーテンとして大きく仕立てることで、植物や鳥のモチーフが窓辺いっぱいに広がります。
**「せっかくウィリアムモリスを選ぶなら、モリスらしい世界観を楽しみたい」**
という方にもおすすめしたいデザインです。

2.フルーツ(Fruit)
果実や葉、花々が生き生きと描かれた「フルーツ」。
モリスらしい植物の美しさを感じながらも、いちご泥棒とはまた違った落ち着きのあるデザインです。
木製家具やフローリングとも合わせやすく、リビングやダイニングなどにも自然になじみます。
近くで果実や植物の一つひとつを眺める楽しさと、少し離れた場所から全体の流れを見る美しさ。
見る距離によって違った表情を楽しめるのも魅力です。

3.ウィローボウ(Willow Boughs)
柳の枝と葉が流れるように描かれた「ウィローボウ」。
鳥や果実などが描かれたデザインと比べるとモチーフがシンプルで、葉の美しい流れを楽しめます。
「ウィリアム・モリスは好きだけれど、大きな柄物を取り入れるのは少し勇気がいる」
そんな方にも選んでいただきやすいデザインです。
カーテンとして大きな面積に取り入れても自然な印象で、モリスをさりげなく暮らしに取り入れたい方にもおすすめです。

4.ケルムスコットツリー(Kelmscott Tree)
木いっぱいに広がる枝葉や花、鳥たちが印象的な「ケルムスコットツリー」。
まるで一つの物語や風景を眺めているような、豊かな世界観を感じられるデザインです。
細部まで美しく描き込まれているため、ぜひ近くからも、少し離れたところからも見ていただきたい柄のひとつ。
カーテンとして取り入れると存在感があり、窓辺そのものをインテリアの主役として楽しめます。
モリスの世界観を存分に楽しみたい方に、大きな実物で見ていただきたいデザインです。

5.ピンパーネル(Pimpernel)
渦を描くように広がる植物と花が美しい「ピンパーネル」。
華やかさがありながら、植物が繰り返し描かれていることで、カーテンにしたときにも心地よいリズムが生まれます。
クラシックな家具にはもちろん、色の選び方によってはナチュラルなインテリアにも合わせることができます。
いちご泥棒とはまた違った、草花そのものの美しさを楽しめるウィリアム・モリスらしいデザインです。

カーテンになると、ウィリアム・モリスはどう見える?
生地だけを見ていると、
「柄が大きすぎないかな?」
「お部屋に入れると存在感が強いかな?」
と感じる方もいらっしゃいます。
ところが、実際にカーテンとして仕立て、お部屋に掛けてみると印象が変わることがあります。
モリスのデザインには草花や鳥、果実など自然をモチーフにしたものが多く、木製家具やフローリングなど、暮らしの中にある自然な色合いともよくなじみます。

こちらは「いちご泥棒」を使用した施工例です。
複数の窓に柄を取り入れていますが、木製のカーテンレールやフローリングともなじみ、落ち着きのある空間に仕上がっています。
生地だけで見るのと、実際のお部屋の中で見るのとでは、また違った魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
デザインや色が変われば、同じウィリアム・モリスでもお部屋の雰囲気は大きく変わります。だからこそ、「どの柄が好きか」だけではなく、「わが家ならどのモリスが似合うだろう?」と考えながら選ぶ時間も楽しんでいただきたいと思います。
モリスこそ、大きな実物で見てほしいカーテン
ウィリアム・モリスのような柄物のカーテンは、小さな生地見本だけでは実際の仕上がりを想像するのが難しいものです。
一部分だけを見ると柄が大きく感じても、カーテンとして広げてみると印象が変わることがあります。
また、ヒダを取ったときにどのように柄が見えるのかも、小さな生地見本だけではなかなか分かりません。
キョーリツでは、幅約70cm×高さ約230cmの大きな実物カーテンサンプルをご用意しています。
ウィリアムモリスの実物サンプルも多数あり、カーテンとして仕立てた状態で、柄の大きさや色合い、ヒダを取ったときの見え方まで実際にご覧いただけます。

小さな生地を見るだけではなく、実際のカーテンに近い大きさで見る。
特に柄そのものが魅力のウィリアム・モリスだからこそ、大きな実物で見比べていただきたいと思います。
洋服のように、カーテンも「試着」してみませんか?
洋服を選ぶとき、気になる服があれば実際に試着して、自分に似合うか確認しますよね。
では、カーテンはどうでしょうか。
カーテンもお部屋の中で大きな面積を占め、毎日目にするものです。
だからキョーリツでは、気になる実物サンプルを実際の窓に掛けて、お部屋との相性を確認していただくことができます。
私たちはこれを、洋服を選ぶときと同じように**「カーテンの試着」**と考えています。
店内では素敵に見えた色も、ご自宅では壁紙や床、家具の色、窓から入る自然光によって違って見えることがあります。
反対に、
「少し柄が強いかな?」
と思っていたモリスのカーテンが、実際のお部屋に掛けてみると想像以上になじむこともあります。
💡 ポイント
カーテンの「試着」で確認できること
・実際のお部屋で見たときの色合い
・モリスの柄の大きさや存在感
・床や壁紙との相性
・家具とのコーディネート
・昼間、自然光が入ったときの見え方
カタログやスマートフォンの画面だけでは分からない部分まで、実際にカーテンを使うお部屋で確認してから選ぶことができます。
店頭では第一候補ではなかったカーテンが、実際のお部屋に掛けてみると一番しっくりくることもあります。
「好きなカーテン」と「わが家に似合うカーテン」。
その両方を見つけるためにも、気になるものがあれば、ぜひ大きな実物サンプルをご自宅の窓で試してみてください。
お気に入りのウィリアム・モリスを暮らしの中へ
100年以上の時を超えて、今なお愛され続けるウィリアム・モリス。
写真や小さな生地見本で見る美しさはもちろん、カーテンとして大きく仕立て、お部屋に掛けたときに初めて気づく魅力もあります。
キョーリツでは、いちご泥棒・フルーツ・ウィローボウ・ケルムスコットツリー・ピンパーネルなど、ウィリアム・モリスの実物カーテンサンプルを多数ご用意しています。
「いちご泥棒を実際に見てみたい」
「ウィリアム・モリスが気になるけれど、わが家に似合うか分からない」
「いくつかの柄を実際のお部屋で比べてみたい」
そんな方は、ぜひ大きな実物サンプルを見て、触れて、そしてお部屋で
**“カーテンの試着”**をしてみてください。
100年以上愛されてきたデザインの中から、これから長く暮らしを共にするお気に入りの一枚を見つけていただければと思います。

